• ファイルの、BEGIN_MESSAGE_MAPとEND_MESSAGE_MAPの間に定義する。メニューの場合は、ON_COMMAND関数、ボタンの場合は、ON_BN_CLICKED関数。片方をClassWizardで定義してから、追加すれば簡単。
  

  BEGIN_MESSAGE_MAP(CAD360112Dialog, CDialog)
  　//{{AFX_MSG_MAP(CAD360112Dialog)
  　ON_WM_PAINT()
  　ON_WM_QUERYDRAGICON()
  　…
  　ON_COMMAND(IDM_START_SAMPLING, OnStartProcess) //メニューからの呼び出し
  　ON_BN_CLICKED(IDC_BTN_SAMPLING, OnStartProcess) //ボタンからの呼び出し
  　…
  　//}}AFX_MSG_MAP
  　END_MESSAGE_MAP()　

• 関数の実体を記述する。

  void C…Dialog::OnStartProcess()
  　{
  　…
  　}　

• ソースファイルのBEGIN_MESSAGE_MAPとEND_MESSAGE_MAPの間に記述する。
  　●メニューのプロパティで指定したIDがIDM_ENDで、呼び出す関数がOnEndProcの場合
  

  BEGIN_MESSAGE_MAP(CAD360112Dialog, CDialog)
  　　//{{AFX_MSG_MAP(CAD360112Dialog)
  　 　ON_WM_PAINT()
  　　ON_WM_QUERYDRAGICON()
  　 　…
  　　ON_COMMAND(IDM_END, OnEndProc)
  　　//}}AFX_MSG_MAP
  　END_MESSAGE_MAP()

• ソースファイル内に実態を記述する。
  　戻り型 クラス名::関数名()
  

  void CAD360112Dialog::OnEndProc()
  　{
  　　　PostMessage(WM_CLOSE);
  　}

• ヘッダファイルの生成されたメッセージ マップ関数のところに記述する。
  　afx_msg 戻り型 関数名();
  

  // 生成されたメッセージ マップ関数
  　//{{AFX_MSG(CAD360112Dialog)
  　virtual BOOL OnInitDialog();
  　afx_msg void OnPaint();
  　afx_msg HCURSOR OnQueryDragIcon();
  　…
  　afx_msg void OnEndProc();
  　//}}AFX_MSG
  　DECLARE_MESSAGE_MAP()

◆DDX変数を配列にした場合など、ClassWizardを使わずに手で設定する場合。

• ダイアログの上でClassWizardを開く。
• クラス情報」タブの「詳細設定オプション」で「メッセージフィルタ」を「ウィンドウ」に変更する。
• 「メッセージマップ」タブで、オブジェクトIDがダイアログになっているかを確認して、メッセージとして「WM_INITMENUPOPUP」を選択する。（2.を実行しないと選択できない）
• OnInitMenuPopup関数に、次のコードを追記する。
  

  CCmdUI cmdUI;
  　cmdUI.m_pMenu = pPopupMenu;
  　cmdUI.m_nIndexMax = pPopupMenu->GetMenuItemCount();
  　for(cmdUI.m_nIndex=0; cmdUI.m_nIndex < pPopupMenu->GetMenuItemCount(); cmdUI.m_nIndex++){
  　　　if (!(cmdUI.m_nID = pPopupMenu->GetMenuItemID(cmdUI.m_nIndex)))
  　　　　　continue;
  　　　else if (cmdUI.m_nID == (UINT)-1) {
  　　　　　cmdUI.m_pSubMenu = pPopupMenu->GetSubMenu(cmdUI.m_nIndex);
  　　　if (!cmdUI.m_pSubMenu || !(cmdUI.m_nID = cmdUI.m_pSubMenu->GetMenuItemID(0)) || (cmdUI.m_nID == (UINT)-1))
  　　　　　continue;
  　　　　　cmdUI.DoUpdate(this, FALSE);
  　　　}else{
  　　　　　cmdUI.m_pSubMenu = NULL;
  　　　　　cmdUI.DoUpdate(this, cmdUI.m_nID<0xF000);
  　　　}
  　}　

• OnUpdateXXXXX(CCmdUI* pCmdUI)関数（ClassWizardでメニュー項目IDの「UPDATE_COMMAND_UI」メッセージを選択）で、メニュー項目の設定を行う。
  

  void CXXXXXDlg：：OnUpdateMXXXXXX(CCmdUI* pCmdUI)
  　{
  　　if( … ){
  　　　　pCmdUI->SetText("メニュー項目名1")；
  　　　　pCmdUI->SetCheck(1)；　　 //チェックをつける
  　　　　pCmdUI->Enable(TRUE)；　 //有効
  　　}else{
  　　　　pCmdUI->SetText("メニュー項目名2")；
  　　　　pCmdUI->SetCheck(0)；　　 //チェックをはずす
  　　　　pCmdUI->Enable(FALSE)； //無効
  　　}
  　}　

• リソースのMenuを右クリックして、「Menuの挿入」をクリックする。
• 親項目は使わないので、任意の名称を入力する。
• 子項目には、表示するメニュー項目とIDを設定する。
• ClassWizardの「メッセージマップ」で、ビュークラスかフレームクラスにWM_CONTEXTMENUを設定し、OnContextMenu関数を定義する。
• OnContextMenu関数の内容を記述する。
  

  void CXxxFrame::OnContextMenu(CWnd* pWnd, CPoint point)
  　{
  　　CMenu menu；
  　　menu．LoadMenu(IDR_MENU1)；　 // IDR_MENU1はResourceViewで追加したメニュー
  　　menu．GetSubMenu(0)->TrackPopupMenu(TPM_LEFTALIGN | TPM_RIGHTBUTTON， point.x， point.y， this)；
  　}　

• サブメニューからの呼び出しも記述する。
  

  void CXxxView：：OnMenuitem…()
  　{
  　　// TODO: この位置にコマンド ハンドラ用のコードを追加してください
  　　…
  　}　

• 実行ファイルと同じ名前のヘルプファイルを作成する。
• メニューにヘルプの項目を追加して、クリック時のイベントでヘルプの呼び出しを記述する。
  

  　void CXXXXXDlg::OnMenuHelp( )　 //ヘルプメニュークリック時
  　{
  　　　AfxGetApp()->WinHelp(0, HELP_FINDER)；
  　}